MEkeSIMの由来 2024年3月22日 by cca_user MEkeSIMの由来 皆さん、「さくら猫」ってご存じですか。さくらねことは、もともとは野良猫だったものの、 不妊去勢手術を施され、地域の人々の理解のもとで、地域社会と共生する猫のことを言います。 このような猫は、不妊去勢手術済みの目印として、耳の先をカットされており、それが桜の花びらに似ていることから、「さくら猫」と呼ばれています。このような地域共生型猫が誕生するに至った背景には、多くの野良猫が殺処分されているという悲しい事実があります。 たとえ野良猫であっても不妊去勢手術を施されれば、望まれぬ命が生まれることもありません。そして、地域の人々と共生してゆくことも実は可能になるわけです。 そこで、私たちは私たち自身のビジネスを通じて、このさくら猫に対する認識と理解を広く求め、協力の輪を広げていこうという意図から、このMEkeSIMというキャラクターとブランドを創りました。日本的な三毛猫と「私」とeSIMとをつなぎ合わせたものです。 SDGsに比べれば、たわいもない社会貢献目標なのかもしれません。しかし、「共生」こそ、今の世界において最も求められている仕組みであり、さまざまな生命のあり方なのだと考えます。 野良猫は、もちろん野生の猫ではありません。もともとは家猫であったところが、捨てられて野良化したり、また、その野良化した猫たちを親として生まれてきたりした猫たちです。猫は繁殖力が大変強いので、このような野良猫をそのままにしておいたり、ましてや、「かわいそう」だという気持ちだけで餌やりをすると、あっという間に数が増えます。数が増えれば、地域に迷惑をかけることも少なくありません。その結果、殺処分される命が出てくることになります。 野良猫のさくら猫化は、TNR(Trap, Neuter, Return=捕獲、不妊去勢、解放)というプロセスで行われます。自治体によっては、殺処分の低減とさくら猫化に積極的に取り組んでいるところもありますが、実際のTNR作業や地域社会の理解醸成活動は、ボランティアの方々や理解ある獣医の方々の篤志に大きく依存しているのが現状です。 そんな気持ちを持ちつつ、ICTエンジニアリングの会社として、共生社会を支援するシステム開発などにも取り組みたいと思っています。